キューティクルを守るパーマは取れない
髪の結合は4種類
①ペプチド結合
アミノ酸の基本的な結合。過度のアルカリ剤、過酸化水素で加水分解されて切断。
②シスチン(S-S)結合
システイン分子が2つ結合したもの。
1剤の還元剤によって切断され、2剤の酸化剤で再結合してS-S結合に戻る。
③イオン結合
-(マイナス)イオンと+(プラス)イオンの結合。
髪の健康な状態は、イオン結合がしっかり結合しているpHが弱酸性(pH4.5~5.5)の状態(=等電帯)
髪のpHがアルカリ性に傾くと、イオン結合が切断される。
*-イオンになるアミノ酸・・・グルタミン酸、アスパラギン酸(酸性アミノ酸)
+イオンになるアミノ酸・・・アルギニン、リジン(塩基性アミノ酸)
④水素結合
水に濡れると切断、乾かすことで再結合
パーマのメカニズム
❶パーマ1剤で髪のS-S結合を切る
❷パーマ2剤の酸化剤でシスチン(S-S)結合を再結合させる
パーマとダメージ
竹井自身、パーマは長らく苦手でした・・・というか、むしろ嫌いな技術でした・・・
なぜか??
美容師としてパーマを施術させていただく場合・・・思い通りにかからない
お客様として自分の髪にパーマをかけた場合・・・・思い通りにかからない
すぐ取れる・きつくかかりすぎる・弱すぎる・ダメージが激しくなる・ヘアカラーの色が落ちる・家でセットができない・・・
なぜ、思い通りにかからないのか??????????
数十年に渡る思いでした・・・・・・・・・・・・・・
薬剤を勉強して反応式を見てもよくわかりません、ハイ
メーカーの薬剤をマニュアル通りに使っても、思い通りにかかりません
パーマを突破するきっかけはやはり
3室電解システムで出来た高還元水シルバーと高酸化水ゴールドとの出会いでした
水分量のない髪にヘアカラーは発色しないし、パーマはキレイにかからない、のです
左の写真は初めてご来店された時のお客様の写真
チリチリなんですよね・・・・
チリチリになる理由は髪のペプチド結合が分断されてしまったこと
白髪染めは頭皮や毛穴や髪を老化させます
➡老化した(水分量のない)髪は弾力がなくなり、ボリュームが出ません
S-S結合が少ないのです
➡ボリュームを出すためにパーマをかけようとされます
➡乾燥した髪はパーマがすぐとれます
➡「もっとしっかり、とれないようにパーマをかけて欲しい」と仰います
➡しっかりパーマをかけようと、パーマ1剤のパワーを強くします
➡ペプチド結合までが切断されてしまいます
➡パーマ2剤はペプチド結合を再結合できません
➡チリチリに
インティ パーマメソッド
パーマとは何か?
パーマとは システイン結合をバラバラにして、形を変えて、もう一度結びつける こと
【問】パーマがキレイにかからない髪はどんな髪なのか?
【答】システイン結合=S-S結合の少ない髪
【問】どんな髪にS-S結合がないのか????
【答】老化した髪・ダメージした髪
❶S-S結合診断
年齢や毛髪履歴やホームケア履歴などを元にして、お客様の髪のS-S結合量を診断
❷可能な限りできるだけ弱いパーマ1剤でワインディング
いわゆるアルカリ剤、を使わない・・・キューティクルを溶かすから
髪に負担なくキューティクルを膨潤させる、シルバーやアルギニンを使用
髪のどの部分にS-S結合が多くて、どの部分に少ないかを診断して
出来る限り少ない量のチオグリコール酸アンモニウムを髪に合わせて処方
❸カールチェック後、アンモニア成分除去&ミックスジスフィルド除去、2剤処理
カールチェック後水洗
➡アンモニア成分を除去
➡ミックスジスフィルド除去
➡2剤塗布
➡ロッドアウト後、残留酸化剤除去


